喜楽亭で初めての「浪曲大会」を行った。お陰様で満席になった。司会は、玉串亭高山(たまくしていこうざん)こと稲林章さんがやってくれた。
彼とプロデューサーは高校の同窓生だ。高校時代から浪曲が好きだったと聞いた。今回は稲林さんの発案によって開催が決まった。
まずは席亭の挨拶を兼ねた開口一番
司会者の玉串亭高山さんを紹介し、進行をお願いする。
トップは今日の主役「真山隼人」さんが登場して「水戸黄門の散財話」をやってくれた。
ユーモア溢れる話しである。場内は拍手喝采だった。
次に登場したのは、東京からの来演の「国本はる乃」さん。
素晴らしい声と節で会場を魅了してくれた。
出し物は「将軍の母」だった。四代将軍綱吉の母の話である。
「浪曲って良いなぁ」という声があちらこちらで聞こえた。
そして出演者と曲師の沢村さくらさんを交えての「浪曲よもやまばなし」が始まった。
高山さんの司会で面白い話を引き出してくれた。
トリは、再び登場して真山隼人さんの「勧進帳」だった。
先日KKRでの「お楽しみ寄席」でこの「勧進帳」を聞いて感動で涙を流したので、席亭がリクエストをした。
場内は感動で溢れた。聞かせるなぁ。
終ってから恒例の全員当たる抽選会を行った。
今回は、阪神の優勝に因んで、選手のサイン入り帽子やユニホーム、ボール等も景品になった。