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喜楽亭5周年記念 東西社会人名人会開催!

日時  令和5年4月23日   午後1時 開場 午後1時30分 開演               

今日も会場は超満員となった。

司会は席亭の「プロデューサーなかがわ」だ。

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トップバッターは落語でジャンボ衣笠さん。

席亭とは30年来の友人で元呉信金の要職を歴任した人で地域貢献活動を行っておられた。定年後、お笑いジャンボ軍団を立ち上げてそのリーダーでもあり、地元を笑いで活性化する活動を続けておられる。その活動に今でも呉信用金庫さんが活動支援を行っているのも素晴らしいことである。オーディションで合格し、映画「モヒカン故郷に帰る」に出演し、柄本明さんと共演もしている。本日のネタは「動物園」だ。独特の話術と表情で場内をお笑いの渦に巻き込んだ。

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次は、喜楽亭の副席亭の「爪田家らいむ」さんだ。らいむさんとプロデュサーは同じ八光信金に勤務して、「お笑い研究会」を立ち上げた仲間である。ネタは「まんじゅう怖い」である。相変わらず上手いっ。

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次の出演者は、芸乃虎や志さんだ。

四国新居浜の病院の院長さんで、平成22年、池田市で行われる「社会人落語日本一決定戦」の第二回チャンピオンである。その表彰式で委員長を務めている6代・桂文枝師匠から「このまま天満天神・繁昌亭に出てもトリを取れる」と言わしめた名人である。ネタは「替り目」を演じてくれた。大絶賛であった。

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ここで民謡の名人の登場となった。

芋野秀夫さんが率いる「民謡ブラザーズIMO」さんだ。喜楽亭をオープンして 間もなく、らいむさんから紹介してもらって喜楽亭に出演してもらった。その素晴らしさに感動して何回も出演してもらっている。

有名な高津の宮神社の秋の大祭で、毎年葦で造った舟に神灯を乗せ、その舟を送り出すという設定のイベントに芋野さんの民謡ブラザーズさんが「淀川三十石舟唄」を唄う。

見事な民謡である。今日も素晴らしい数曲を聞かせてもらった。

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そしてトリは、「めずらし家 芝楽」さん。

大手商社の要職を歴任される傍ら趣味の落語を続けてこられた。2001年文科大臣奨励賞受賞。2013年、社会人落語選手権・40周年記念大会で優勝してグランドチャンピオンになられた。ネタは「幾代餅」である。社会人名人が一堂に会したこのような寄席は、喜楽亭でしか見られない。超満足の舞台であった。最後に、恒例となっている抽選会を行った。全員当たる抽選会で皆さんたいへん喜んで下さった。

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コロナも収まってきたので、今度は「喜楽亭」がフル回転である。

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